いつかティファニーで朝食を

いつかティファニーで朝食をネタバレ感想58話「さちがNYに来た理由(前編)」マキヒロチ/コミックバンチ9月号

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「いつかティファニーで朝食を」58話ネタバレです。月刊コミック@バンチ9月号掲載。

のりちゃんのNY朝食友達で菅谷の彼女の「さち」は美容師として働きながらNYの語学学校に通っている。さちがNYに来た理由とは?

「いつかティファニーで朝食を」58話 さちがNYに来た理由(前編)

のりちゃんとさちがNY朝食会。ギリシャヨーグルトを出すお店「greecologies(グリーコロジーズ)」で、いちごやローズのジャムが乗った甘い水切りヨーグルトと、バジルとドライトマトを添えた水切りじゃないヨーグルトを頼む。美味しい美味しいと盛り上がる2人。
のりちゃんはさちに恋人(菅谷)との近況を聞いた。さちは日本に菅谷という恋人がいるが、NYで好きになってしまった男性がいた。「今の彼のことは好き」と答えるも、詳しくは語らなかった。

彼は韓国人で、不慣れな環境ながらもさちのために日本語も学び優しくしてくれているという。さちが手湿疹ができたときもばんそうこうを貼ってくれた。そのばんそうこうで、菅谷との思い出がよぎる。暗闇でばんそうこうの紙をはがすと静電気が起きて火花が散るという。横で寝る菅谷に言うと、展示会で忙しく「また今度でいい?ごめん」と冷たい反応をされたのだった。

 

 

あまり多くを語らないさちの過去が明らかになる。

東京の美容院で働いていた頃、インスタで人気のインフルエンサー的モデルから指名を受けていたさち。毛先をピンクに染めたオシャレなヘアスタイルを仕上げ、モデルからの信頼も厚かった。以前からNYへ行きたいと社長に打診していたが、顧客も多いさちに体色は認められないと説得されていた。

さちは3姉妹の末っ子だった。久しぶりに実家に帰ると、ひとりの姉は子育て中、もうひとりの姉は店を経営しているがあまりよくない状況だという。父は子供のころ癌で他界。実家に仕送りをしているのはさちだけだった。

母は最近物忘れや徘徊のような認知所らしき症状が出始めていた。さちや姉のために淹れたコーヒーが水で薄かったが、それに気づかずケトルのスイッチを押し忘れたことも忘れていた。
母は一人暮らししているが、悪化したら施設に入るかもしれない。そうなったら初期費用だけさちにお願いしたいと姉に頼まれた。さちは複雑な表情をしつつも理解を示した。

 

 

そんな時、NYから先輩が一時帰国。さちのことをNYに誘ってくれた人だった。さちは「インスタのためにヘアスタイルを作りたいんじゃない、生活のためのヘアカットをしたい」といい、美容院もすぐ辞められず母のこともあって…彼氏(菅谷)にも何も言えていないと話すと、「さちの人生は他の人の為のものなの?」と諭される。

菅谷と同棲する自宅。さちは思い切ってNYへ行きたいという想いを伝えようと姉たちに連絡するが、それぞれ立て込んでいて話せずじまい。一緒の部屋にいる菅谷はヘッドフォンをしていて何も伝わっていない。

モヤモヤした日々を送るさち。美容院でまた常連のモデルを担当していた。別の予約の確認をされ、一瞬目を離したすきに…モデル「痛い!耳が切れた!」はさみから血がしたたっていた。さち、どうするー!?

第59話「NYに来た理由」後半へ続く

 

 

 

さちがNYに来た理由は、これまで色々な人のために生きてきたのを自分が本当にやりたいことのために全て捨ててやりなおすためかな?と思いました。
モデルを怪我させてしまったことで追い詰められ美容院を辞めることになってNYに行けるような状況になってしまったとか。

菅谷とさちの関係、麻里子と菅谷は再会するのか?仕事を辞めた麻里子の今後は…などいろいろ気になることがありますが、そろそろクライマックスなのかなぁ。ギリシャヨーグルト美味しそう。日本でも流行っていますが、NYで是非食べてみたいな。

月刊コミック@バンチ 2017年9月号 [雑誌] (バンチコミックス)

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